SOREL
「耐久性と快適性の両立」という極寒地カナダでは最も難しい分野を企業理念に掲げて、オンタリオ州にて1908年にウイリアム・H・カウフマン社より誕生したブランドがSORELです。創業当時からカナダの人々に大きなインパクトを残し続けたこのブランドは1962年、世界に先駆けて遂に彼らの理念を体現したモデルを開発します。レザーのアッパーにラバーボトムを縫い付け、インナーに着脱可能なウールフェルトを素材に用いたライニングを装着する革新的なコンビネーションのブーツです。このコンビネーションは生まれて50年以上経った今なお、雪国で履かれるウィンターブーツのスタンダードとして広く知られるところです。このコンビネーションの開発によってSORELはウィンターブーツのパイオニアのポジションを確立しました。

このコンビネーションを開発して10年、1972年には遂に彼らの代名詞ともいえるモデルであり、現在も作り続けられている「CARIBOU」が誕生しました。レザー・ラバー・フェルトのコンビネーションを使ったウィンターブーツの中でもこのCARIBOUの知名度は群を抜いており、現在ではスノートラベル・スノーアクティビティシーンのみならずタウンユースまで展開するSORELにあってフラッグシップモデルであり続けています。ウィンターシーンで絶対的に信頼の高いSORELの製品は、自慢の機能性・快適性に加えて優れたデザイン性が認められて現在ではファッション界からも支持を受けています。極寒地で誕生したSORELが現在では「アウトドアブーツにおいて最もラグジュアリーであること」をコンセプトに街中でも存在感を発揮し始めています。もちろん「耐久性と快適性の両立」を忘れることなく。